- ロゴ違い
タイトル等の文字フォント(字体・大きさ)の違いや、文字色違い、クレジット部分の違い(良くあるパターンは協賛とかサントラ関連の表記が追加・変更されているパターン)があります。
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2種目で右側ロゴが変わり、次に下部クレジットが追加。そして右ロゴが左に移って大ロゴ追加と変化した「スコーピオン・キング」 |
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英字タイトルフォントが違う「プライベート・レッスン」 |
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更に、番外ですが「誤植」や「脱字」という違い(というよりミス)も稀にありますね。
- 裏違い
少し前から、急激に増えているパターン。
表面は全く一緒でも、裏が全然違うもの、あるいは刷り色のみ違うパターンや、写真が1点だけ違う、ロゴの違いなど様々なケースがあります。
表面と違い、裏面がどうだったかというチェックは甘くなりがちなので、入手漏れが発生し易くなりますが、自分はあまり裏違いには拘ってません。(作品によるが)
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最近では「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」がありました(でも3種目は館名部分だけの違い..) |
- 後刷り
ロゴ違いに分類してもいいかもしれませんが、良くあるパターンとして賞関係の後刷り違いがあります。
「ゴールデングローブ賞受賞」「アカデミー賞ノミネート」「アカデミー賞受賞」といった賞関係の後刷りは良くあります。
他には広告文(タイアップ含む)の後刷りや地方公開時の併映タイトルの後刷りなんてのもありますね。
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まさに典型的な3変化。 右上加刷が出世魚状態です。 |
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併映作加刷パターン |
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- 館名刷り位置違い
後刷りと似てますが、館名の刷り位置が、通常用意されている場所(表/裏面下部など)でなく、表の柄の中に堂々と刷られているケースです。
典型的な例が音協版チラシで、価値も高まってきているようです。
他にも、イーストウッドの「恐怖のメロディ」の表館名なんかは非常に入手の難しい珍品チラシにまでなっています(私も持っていません)
たかが館名と思ってましたが、本来あるべき所に刷られないで、別の所に刷られているパターンは異種扱いが一般的なのでしょうかね?(個人的には迷う所です)
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音協版 |
地方公開版・表館名 |
- 紙質違い
柄は全く一緒でも、厚紙/薄紙、ツル紙/ザラ紙といった「紙質」が違うチラシもあります。
紙質を変えて出すという意味はいったい何なのか、未だに良く分かりませんが、いちおう別物扱いとしています。
個人的には、指紋とかが付きにくいザラ紙が好きですね。
なお、上で挙げた「クリッター」も、正規版はザラ紙ですが、脱字版は光沢紙になってます。
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左はツル紙、右はザラ紙。紙質以外は違いは無い |
- 紙色違い
主に単色ビラ系に見られるパターン。
緑やらピンク、黄色など、時には6種類とか8種類も出る時があります。
刷り色の違いでなく、元の紙の色が最初から違うというものなのですが、個人的には全色集まらなくても別にどうでもいいです。
似たパターンで「刷り色違い」というのがあります。
これは同じチラシでも、刷ったロット(?)又は場所・時期等の違いにより、微妙に色が変わってしまっているパターンです。
しかし、これは個人的には別物扱いするかどうかというと「No」にしてます。
(まあ一目見ただけで明らかに違う色と分かれば話は別ですが...)
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右の方が僅かに刷りが濃いのだが、別柄? |
- 館名部分違い
さすがに館名違い(あるいは館名色違い)を別物としてコレクションしている方は少数派だと思いますが、館名部分に刷られている次回作の告知が違ったりすると、ちょっと迷うところかもしれません。
自分は館名部分が違っても、基本的には「別柄」と認めていませんが、時には都合よく別柄にしてしまったりします。
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緑柄は、最初の配布直後に「回収」との情報が流れた為、一時高騰した。
その後、公開中に復活配布された(右画像)が、違いは館名部分の刷り
だけの為、回収版の価値は急降下したものの、押さえてはおきたい一品。 |
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あっという間に無くなった「エイリアン」04年版。
その後、同じ柄が関西で出たが館名無しなので
ニュー東宝シネマ版は価値あり? |
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他にも「違い」のバリエーションがあるかもしれませんが、主なものは上記のような所でしょうか。
別柄扱いにするかどうかの基準は各自で異なるでしょうが、自分の拘りで深く追求するのも良いでしょう。
時には、些細な違いが珍品化するかも...? |
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