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◆コラム5:侮れない「裏違い」

  細かな違い、別柄?同柄?」でも書いた通り、自分は裏違いにはそれほど固執していない。
稀少度合いから見た価値で言っても、裏違いで差が出る事はほとんどなさそうだが、稀に「裏違い珍品」として価値に差が出ている物がある。
ここでは、その一部を紹介してみよう。

まず、比較的有名だが、「続・猿の惑星」がある。
キャスト紹介の部分が、通常は「白地/黒字」だが、「黒地/白字」というのがあり、後者のほうが数が少なく、価値が高いようだ。
続・猿 裏面(1) 続・猿 裏面(2)
表は同じですが、裏はこのように2種あります


もう1つ、あまり知られていない裏違いチラシが「謎の完全殺人」だ。
見ての通り、手持ちだけでも4種類の裏違いが存在する。
中でも「悪魔の首飾り」と加刷されたものがダントツで価値が高い。
※地方公開時は「悪魔の首飾り」がメインタイトルになったのだが、やはり、「悪魔の」と付くと血が騒ぐマニアがいるって事ですかね?(自分の事かも?)
普通の裏面 ペンダントが貰える抽選用の
ナンバーが右上にあります。
なぜか抽選用ナンバーの
印刷が無いものもあります。
地方公開時は普通の裏面に
戻ってますが加刷されました


悪魔と言えば、邦画のB級ホラー「悪魔が棲む家2002」も裏違い珍品系です。
片方は、ストーリーと写真が合ってなくて、差し替えになったようです。
(この映画、パンフも間違いだらけで、正誤表が入ってました。何だかなぁ..)
左のほうが正しい写真配置。右はエピソードと写真・丸囲み出演者写真の組み合わせが滅茶苦茶


最後は「007ムーンレイカー」。
これは裏面が2本立てになっているのが若干価値はあるようだが、比較的入手し易いのでは?と思います。


自分は裏違いには疎いので、まだまだ他にも「稀少な裏面」があるかもしれません。
たかが裏違いと侮るなかれ...しかしチェックするのもけっこう大変...悩ましいですね。
 
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